高い声を楽に出すちょっとした方法2つ【ポイントは脱力】

2020/09/09

高い声

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高い声を楽に出すちょっとした方法2つ【ポイントは脱力】

練習してるのに高い声が出ない!
ある音の高さから「もう無理」ってなる。
楽に出せる方法ないかなぁ。

と、お悩みの方へ「高い声を楽に出すちょっとした方法」というテーマで解説します。

日常的に歌わない人にとって見れば「別に高い声出なくてもいいんじゃない?」と軽く思われがちですが、練習をしているのに高い声が出ない本人にしてみれば、本当に大きな悩みですよね。

この記事を読めば、高い声を出す時に力を抜く実践的な方法が分かります。精神論ではありません。

なぜならば、9人のボイストレーナの先生からアドバイスを受けて、唯一、高い声を出す時に効果があった方法だからです。

特別な教材・機材は必要なく、簡単に試せますので、ぜひ最後までご覧ください。

高い声を楽に出すちょっとした方法2つ

高い声を楽に出すちょっとした方法2つ

高い声を楽に出すちょっとした2つの方法がこちら。
  1. ひざカックン
  2. 手で虚空を押す
これは2つとも「脱力すること」を目的にしています。

というのも、「これ以上高い声でな~い」となっている時は、体が力んでいます。なぜ言い切れるかと言うと、ボーカルレッスンの指導を受けていた私がその状態に悩まされていたからです。

例えば、喉周りがガチガチになっている、とか。

とはいえ、力んでいる人に「力まないように」とただ言うだけでは、精神論になってしまいます。

そこで、一見歌うことと関係のない動作なのに、力みが取れるちょっとした方法をご紹介します。

では1つずつ詳しく見ていきましょう。

高い声を楽に出すちょっとした方法1:ひざカックン

高い声を楽に出すちょっとした方法1:ひざカックン

高い声を楽に出すちょっとした方法の一つ目は「ひざカックン」です。

小学生の頃、立っているときに後ろからひざを足で突かれて「カックン」ってなったことありませんか?

あの瞬時に態勢が崩れてびっくりする、いたずらのことです。

大人になってこのいたずらをする人はいないと思いますが、同じことを歌に応用します。

やり方

やり方は次の順番です。
  • Step1:立って歌う
  • Step2:キーが高い所でひざカックンをする
  • Step3:キーが高い所が通り過ぎたらひざの位置を戻す
初めてやる時は、態勢を崩しやすいので倒れないようにお気を付けください。

なぜこれで力が抜けるのか

ひざカックンをすると多少なりとも姿勢が崩れます。

その姿勢を補正するために注意が下半身に向かいます。そうすることで喉やあご周りの力みが取れる仕組みです。

高い声で力が入ってしまうというのは、この喉やあご周りの筋肉のことだという人が多いです。

意識せずに力んでしまう個所を、意識の力で解決するのは困難です。

訓練をすることで解決に至るのかもしれませんが、私はできませんでした。

だからこそ、この意識せずに力がはいってしまう性質を利用して、下半身に力が行くように仕向けているわけです。

ポイント

初めのうちはひざカックンのタイミングとキーが高い所のタイミングが合わず、逆に歌いづらい状態になります。

でも、タイミングが合うとそれまでより高い声が出しやすくなります。

さらに繰り返しているうちに、意識しなくても高い箇所でひざを曲げるようになり、力を抜くクセが付きます。

プロのアーティストもやっている

プロのアーティストが歌っているところを観察してみてください。

アーティストの方も、サビの高い所を歌う時に、ひざを曲げています。ロックアーティストに多い印象です。

高い声を楽に出すちょっとした方法2:手で虚空を押す

高い声を楽に出すちょっとした方法2:手で虚空を押す

高い声を楽に出すちょっとした方法の二つ目は「手で虚空を押す」です。

虚空とは何もない空間のことです。

つまりこの方法は、何もない空間を手で押すことを意味しています。ちなみに、上方向ではなく、下方向に押します。

やり方

やり方は次の順番です。
  • Step1:マイクを持っていない方の腕を下に向けておく
  • Step2:前もって少し腕を曲げておく
  • Step3:キーの高い所で手をパーにして下に押す
手のひらは「パー」にするのがおすすめ。グーですと逆に力んでしまうからです。

なぜこれで力が抜けるのか

原理はひざカックンと同じです。

手で虚空を押すことで無意識で体のコントロールがその動作に集中します。

すると喉やあご周りが力むことを忘れてしまうのです。

ポイント

ゆっくりと押し込むように動かすことがポイントです。

また、ベストな押す方向は人によってそれぞれ異なります。私は真下ではなくやや斜め下方向に押しています。

もし効果が薄ければ、パントマイムのように重いものを押し込むイメージで、少しだけ力を入れてみてください。

ロングトーンにも応用可能

サビの終わり部分など高い声で声を伸ばす曲ってありますよね。

そういった曲の難所でも応用可能です。喉やあごの周りの力が抜けた状態で、注意は下半身に向いていますので、安定して声を伸ばすことができます。

これが決まると気持ちよく歌えるようになりますよ。

座っていてもできる

カラオケは座って歌う派の人も大勢いらっしゃることと思います。この虚空法は座ったままでも可能です。

みんなが座ってる中、自分だけ立って歌ってると浮いちゃうかもって心配ですよね。

そういう時は座りながら、キーの高い所になったらこっそり上記の動作を行えばOKです。

まとめ

まとめ

今日は「高い声を楽に出すちょっとした方法2つ」というテーマでお送りしてきました。いかがでしたでしょうか。

ご紹介した2つの方法は
  1. ひざカックン
  2. 手で虚空を押す
です。

両方とも「脱力すること」が目的です。

力まないように「意識する」では限界があります。精神論で上手くいかないという方は、本日ご紹介した強制的に力みを解除する方法がおすすめです。

「カックン法」と「虚空法」どちらもカラオケで簡単にできますので、ぜひお試しください。

最後までご覧いただきありがとうございました。それでは~

おまけ:立ち振る舞いがシンガーっぽくなりますよ!

これは余談ですが、上記の動作を取り入れると、歌っているときの立ち振る舞いがシンガーっぽくなります。

さらに、今まで微動だにせず歌っていた人にとっては、ひざや腕を動かすことになるので、歌に感情が乗せやすくなります。

好きなアーティスの動作を真似てみるのもいいかもしれませんね。